2018年4月19日木曜日

白人・黒人・黄色人種

以下は2010年 10月 14日のロイターニュースです。

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 [シカゴ 13日 ロイター] ヒスパニック系米国人の平均寿命が白人に比べ2年半長く、黒人と比較すると約8年も長いことが、13日に公表された米政府の統計で明らかになった。

 米疾病対策センター(CDC)内の国立衛生統計センター(NCHS)がまとめた報告によると、ヒスパニック系の平均寿命は約81歳だったのに対し、白人は約78歳、黒人は約73歳だった。

 CDCのエリザベス・アリアス氏は、貧困層の多いヒスパニック系の平均寿命が長かったことについて、「矛盾しているようだが、経済的・社会的に弱い立場にいるヒスパニック系の寿命が長いことは、数々の調査で一致している」と述べた。

 米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のデビッド・ヘイズ・バウティスタ氏によると、ヒスパニック系は教育水準が低く医療サービスを受ける機会も少ないが、米国人全体と比較すると、心臓病のリスクは35%低く、がんのリスクも40%低い。同氏は「ヒスパニック系の喫煙や飲酒、薬物使用は、白人より格段に少ない」と話し、長寿なのは遺伝よりも文化や習慣の違いが影響しているのではないかとの考えを示している。
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 以上のニュースから、医療を充分受けることが出来なくても、そのことで、寿命を縮めたりはしないと云うことでしょうか?
私がこの記事を引用するのは、それが言いたいためではない。

 私なりに紫外線の影響がどの程度のものか?推定する手がかりを得たかったからだ。紫外線の影響は肌の色で全く異なる。
つまり、白人・黒人・黄色人種の間で健康上異なる事象があれば、それは紫外線による効果の可能性が強い。

 一方では、紫外線が皮膚がんの原因になり、皮膚の老化を引き起こす。もう一方では人体はメラニン色素を作り出して癌を予防したり、皮膚を紫外線から守る。黒人はメラニン色素の産出能力が際立つ。強力に皮膚がんの予防効果を持っている。けれども、メラニン色素の産生に人体の限られた代謝能力がその分失われてしまう。人体の免疫機能全体もその分弱くなってしまう。と考えるべきだろう!
 メラニンの産生能力のない白人は紫外線の遮断は必須であり、特段ここで強調する必要はない。
問題は必要に応じて多量にメラニンを産生する黄色人種と、現代生活においては過剰にメラニンを産生してしまう黒人の場合は
《出来るだけ肌を紫外線にさらすことを少なくすることでメラニンの産生を減らして、老化防止・免疫強化を計れる》

 この一つの記事だけで、紫外線が老化や寿命に影響するかどうか?と云ったことに結論を出すつもりはない。けれども、検討してみる価値は充分あるように思える。

 この記事だけで多くのことを推定することは危険であるし、無理だ。それでも、紫外線の調査をしていくことが無駄ではないことを暗示してくれているように思える。

《 紫外線が人体には有害で、それを克服するために人体では皮膚にメラニンの色素を作って紫外線対策とするが、メラニンを産生すること自体、免疫や代謝にかなりの負担をかけてしまう 》
と云うのが基本認識だ

 《黒人・白人・黄色人種を問わず、直射日光の紫外線に肌をさらすのは避けるべきだ!》

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