2019年4月26日金曜日

宗田 ケトンが人類を救う


ベストセラー作家の書籍の紹介


ケトン体の解説動画

 癌対策としてケトン食を勧める人も多いようだけれども
私は勧めない。
ケトンは肝臓で生産されるアセト酢酸・3ヒドロキシン酪酸・アセトンの総称だ。
脂肪から分解した脂肪酸は細胞のミトコンドリアに取り込まれてACT回路に入りエネルギーを生成するが、ミトコンドリアには入りにくい。また、入ってもより細かなアセチルCoAにならなければエネルギーを得ることができないのでβ酸化が行われる。こうした手間がかかり大変なのである。そこで、肝臓であらかじめ分解してくれたケトン体が肝臓から全身の細胞に運ばれて効率よくケトンからエネルギーを得られるようにしたものである。
問題は
このケトン生成回路はインシュリンが低下してグルカゴンが出されるようないわば飢餓状態にならなければ動作スイッチが入らないのだ。軽い断食が必要になる。したがって痩せている人には非常に危険のことになってしまうのだ。
 太っている人が痩せるには良い。けれども、いったん痩せた人が続けると体が衰弱してしまう。要するに太っている人でも、長く続けることはできない。
 私の目指している健康食とは長く続けて体を若々しく強化してくれることを目標にしている。体をわざわざ飢餓状態にするリスクを負うことが良いとは思ってはいない。けれどもケトン生成機能を人体が持っていることの認識は参考にはなる。


2019年4月25日木曜日

脂肪のできるメカニズム 糖質も脂質も同じ経路で出来る

 アセチルCOA
エネルギー帯茶が余り
クエン酸がミトコンドリアから出されて
これから、脂肪酸ができ、さらに三個の脂肪酸が
グリセリン一個と結合して脂肪となっていく。
脂肪化の出発点はミトコンドリアでエネルギーが余るところから始まる。




乳酸発酵ー無酸素乳酸代謝とは

 無酸素のエネルギー生成とは

グルコース(ブドウ糖)からピルビン酸を得る過程で
ATPを二モル生成して〈ピルビン酸〉を生成した水素で
乳酸に変換する。
原料はブドウ糖で、出来上がるのが乳酸である。
 癌細胞はこのたいしゃがメインであると考えれれている。
特徴は素早い反応である。
素早いが効率が悪い。


ミトコンドリアのブドウ糖の異化についての動画

 ブドウ糖は細胞に取り込まれて
1.解糖系 細胞質気室
  解糖されてATPが生成されてピルビン酸ができる。
  二酸化炭素も出す。
  水素も出す。
2.ピルビン酸がミトコンドリアに取り込まれて
  マトリクス内に入りクエン酸回路に入る。
  クエン酸回路は水で回っている。
  クエン酸回路ではATPが2個作られる
  この時に、水素が20個作られる。
  CO2も6個出される。
3.水素がミトコンドリアの内膜から電子を取り込んだエネルギー℃
  ミトコンドリアの内膜と外膜の間に放出される。

   続いて多量の水素が溜まった内膜と外膜の間から
  内膜の受動チャンネルを経て水素がンマトリクスに戻される。
  この時ATPを34個作り出す。


解糖系の動画 クエン酸回路の動画 水素伝達系の動画

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