2018年4月18日水曜日

唐辛子は発がん物質

 唐辛子は中南米を原産とする、ナス科トウガラシ属 (Capsicum) の果実です。15世紀に世界中に広まり、日本では1980年代から急激に消費量が増えたとされます。辛みの主成分はカプサイシンです。これが農薬の代わりをすると云うのです。
唐辛子は自然農薬として使われています。人口の農薬ではなく自然の農薬です。
《カプサイシンは脂溶性の無色の結晶で、アルコールには溶けやすいが冷水にはほとんど溶けません。
致死量は、体重1㎏あたり60~75mgです。致死量とは半数致死量で摂取した人の半分が死に至る値を云っています。体重が65キロの私の場合だと3.9~4.875グラムが致死量と云うことに成ります。カプサイシンは唐辛子に3%程度含まれていると云うことなので百グラムほども唐辛子を食べれば問題になってきます。


 カプサイシンを摂取すると最初に人体に起こることは食道・胃・腸の粘膜を痛めることです。なにしろ農薬を摂取したのですから。そうするとこれは食道癌を引き起こします。胃がんを引き起こします。

 腸に達したカプサイシンは腸にバリア障害を引き起こします。
たんぱく質が分解してアミノ酸レベルまで小さくならなければ健全な腸壁を通過しません。大きい分子のまま吸収してしまうと、それは人体にとって異物ですから大変なことに成ってしまいます。ところが腸に炎症などが起きて腸管の表皮が壊れて穴が開くとそこから大きなたんぱく質やたんぱく質からアミノ酸への分解途中のペプチドなどが吸収されて血液中を駆け巡ることに成ります。
これが脳にいけば精神疾患の原因になります。小麦で指摘されているような恐ろしいことが起こるようです。


 唐辛子の消費量の多い韓国では自閉症の発症率が高いことが報告されています。また、火病などと言う韓国独特の精神疾患の原因としても疑われています。
 体内に吸収されたカプサイシンは、脳に運ばれて内臓感覚神経に働き、副腎のアドレナリンの分泌を活発にさせ、発汗及び強心作用を促す。脳に働き掛けるために精神疾患の原因になり得る》と指摘されているようです。


 癌に関しても唐辛子を多量に摂取した人は発がん率が高いことが報告されています。免疫系に負担をかけるようです。それ自体の発がん性は分かっていませんが、ほかの何かと一緒になった時には発がん作用が報告されています。

結論:【唐辛子は免疫に直接・間接に猛烈な負担をかけるので避けなければなりません!】

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