2018年4月17日火曜日

白ワインに発がん性

 この白ワインに皮膚の
発がん性があることが
2016年12月の米がん学会の学会誌に
報告されました。

 ブラウン大学の研究者らが
発表した論文によれば、
毎日グラス一杯の白ワインを飲むことで、
最も難治性の皮膚がんの一種、
悪性黒色腫(メラノーマ)を発症する
リスクが13%高まるそうです。
そして、赤ワインやビールや
その他のアルコールには、
そうしたリスクは存在しないそうです。
メラノーマとの関連が疑われるのは
白ワインだけだそうです。

 この調査研究は21万人を対象に
18年かけて追跡された結果です。
13%と云う数字は皮膚がんの原因が
重金属や公害や放射線や
様々なものが候補としてある中で、
白ワインだけでこれだけ上げると
すればかなり強烈な影響が
あるとみるべきだと思います。


 赤ワインには
全く癌を引き起こすリスクが
認められないのに白ワインだけに
認められるとすれば、
ブドウの皮に付着した
人口農薬の可能性が
ないことになります。
白ブドウ特有の何かが
皮膚癌を発生させる
要因になっているようです。
勿論、メラノーマと云う皮膚がん以外にも
人体に何かの悪影響を与える可能性も
濃厚だと思いますが分かっていません。
また、疫学調査と云うことでメラノーマを
引き起こす物質が何であるかや、
発がんのメカニズムに対しての
情報はありません。

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