癌の本質

 癌の研究はかなり進んでいるように見えますが
《癌が解明された》とは誰も思っていないようです。
それは、どうすれば癌が治せるかが分からない
と言うことです。
けれども、癌細胞がどのようなものでどのように
増殖し転移して人体にどのような害をなすかに
かんしてはかなり明らかにされているようです。

 ここでは、その明らかにされたことを
分かりやすくまとめたいと思います。

★癌細胞はそれ自体は元気な問題のない
 細胞だとされている。
 他の細胞は細胞分裂を繰り返し臓器の形成が完成すると
 分裂が止まる。
 癌細胞は人体が必要としているどの臓器にもならない。
 癌細胞は無制限に分裂してしまう。
 その結果人体の他の臓器を痛め、人体が必要としている
 栄養を奪い取り死に至らしめる。

★癌は直径二センチを超えると検出可能になると言われている。

★癌の直径が0.5ミリを超えると癌の中心部が低酸素状態になる。

★低酸素状態ではミトコンドリアのエネルギー生産が行われなくなり
 代わって糖新生でエネルギーが作られるようになる。

★低酸素状態に適応した状態では猛烈な増殖が始まる。

★猛烈な増殖は人体から猛烈に栄養を奪う。
 栄養の供給はその人の消化吸収能力の限界に
 至る。

★深刻な悪液質(カヘキシア)が
 起こり死に至る。

 カヘキシアとは栄養失調状態のことで
 癌細胞に人体維持に必要な栄養を取られた
 状態

★ 一般的に老人は癌細胞をもっていても
 増殖が少なく問題ないとされている。
 老人はミトコンドリアでの有酸素エネルギー活動が
 ほとんどのために細胞の分裂回数が基本的に
 少ない。それで問題ないと主張する研究者もいる。



 抗がん剤治療の場合は
悪質液に至る前に死亡するケースが多い。
つまり、癌ではなく抗がん剤のために死亡すると
考えられている。
従って、抗がん剤の使用を疑問視する
医者が多い。
多くの医者が
「自分は抗がん剤治療は受けない」
と思っているようです。


参考文献
癌の時間学と栄養障害

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