2018年7月19日木曜日

歯の健康と癌

 癌にどのように対処するかを
考えるときに非常に重要なのは
現代の医療に何が期待でき
何が期待できないかを明らかにしておくことが
非常に重要だと思います。
 そのためには現代の医療とは
どのようなものであるかを的確に認識
しておく必要があります。
 そのために、ここでは私の入れ歯に
ついてお話します。
現代の医療がどのようなものかを明らかに
するために歯科医療を見るのが非常にわかりやすいです。

 私の体験ー入れ歯

 現在(20180719)私は69才です。
上下の入れ歯を装着しています。
煎餅や餅を食べることもできます。
市販の煎餅は餅米や醤油などでできていますが
癌を増殖させると言われている
〈アミノ酸とう〉と表示されたグルタミン酸ナトリウムを
添加しているので食べません。

 やたらに硬いものをは食べられませんが
ある程度の配慮をすればほとんど何でも
食べることができます。
かむ力は以前の60~70%とといったところでしょうか。

 50才ころから歯が弱くなり始めました。
歯周病とのことでした。
歯医者をはしごしました。
歯医者はレントゲン撮影をし、歯周病の進行度合いを
診察して歯磨きのやり方を教えてくれましたが
それで、歯周病は治りませんでした。
歯周病を引き起こしているのは食べ物ですから
飲食を変えない限り治らないのです。
歯を一本、また、一本と失い始めました。
乳製品を毎日とりましたが全く効果が
ありませんでした。むしろ悪化しているように
思えました。
乳製品は乳がんを引き起こすと目されているようですので
現在私は摂りません。私は男性ですが
男性でもそれなりに免疫には負担になっていると
考えています。
また、乳製品は体臭の原因になることが分かりました。
代謝に大きな負担になるようです。
それで、現在は乳製品は摂っていません。

 ついに、入れ歯のお世話になりました。
インプラントにしたいと思ったのですが
「インプラントにしても歯周病が
無くなることはありません!」
と云う歯医者の忠告で諦めました。
これは大正解でした。
私の場合は歯が次々と抜けていったので
インプラントを入れても、インプラントが
完成する頃には次の歯がだめになると
云うことを繰り返したと思います。
さんざん本を読み漁り
ネットを検索して歯の丈夫な人と歯の弱い人の
食生活の違いがわかるようになってきました。
その第一は、玄米や胚芽米を食べる人は歯や歯茎が
弱いということです。私は胚芽米を食べて
いました。これが決定的に悪かったのです。
第二には、植物油が歯周病の原因になるということでした。
厚生労働省の発表した統計にそのことが記載されていたのですが
私は、油を脂と勘違いして動物性の脂を避けていました。
肉の脂ではなく、植物性の油が悪いのです。
確かに私は天ぷらが大好物でした。
炒め物も大好きでした。
第三には、糖尿病の人は歯が弱く虫歯も多い
ということでした。
若い時から無類の甘党だった
私は40才ころから糖尿病になることを恐れて
『小麦抜き・砂糖抜き』を実践していたので
問題はありませんでした。
結局得られた結論は
『全身の健康状態が歯にも重大な影響を
もたらす、全身の健康状態を保てる
ような飲食を実行することで歯周病も治せる』
ということでした。
この結論に到達して、全身の健康改善のために
胚芽米をやめて白米にし、植物油を完全に
台所から廃棄して、それまでやっていた
血糖値を上げる二大横綱の小麦と砂糖の摂取ゼロを
続けました。乳製品も取らなくなりました。
国産の肉や野菜や白米はたっぷり食べました。
歯周病が治りました。
この食生活で深刻だった花粉症が完治しました。
骨粗しょう症が改善されて、
現在はなんと25才なみに復活しました。
 この間、歯医者をはしごしても一人として
食事の指導をしてくれた歯医者はいなかったのです。
私の近所の腕の立つ若い歯医者は
上下ばらばらに抜けてしまい変形してしまった
歯に見事に入れ歯を作ってくれました。
そのことに、私は感心していますし、
どれほど、感謝してもしきれないと
思ってもいます。
 このように、歯の医療の本質は
対症療法です。
虫歯を治すのではなく、虫歯でやられた部位に
詰め物をするのです。
歯周病を治すのではなく、歯周病で無くした
歯に代えて、入れ歯を作ってくれるのです。
虫歯や歯周病は飲食で引き起こされるので
自分で治すしかないのです。
飲食は健康面がすべてではなく
個人の嗜好や社会の生産活動などとも
深く関連しているために、健康面だけから
規制がかかったりもしません。
食べて、すぐ腹痛を起こしたり、死亡したり
するようなものでない限りほとんど
規制はされません。
つまり
『市場にあふれているものを適当に食べれば
多くのひとが罹る歯周病になる』ということです。
癌と全く同じです。
癌も
『発癌物質や癌を増殖させるものを
体に入れ続け、代謝に負担がかかり、免疫機能を
衰えさせるような飲食を続ければ
、多くの人と同じように
癌になる』
ということです。




0 件のコメント:

コメントを投稿

免疫の全貌を知れば有効な癌予防が可能になる!

 市販の免疫関連書籍のほとんどは 外来異物の排除のみを扱っています。 けれども、免疫は60兆個の人の細胞の代謝を司ってもいます。 これを理解することは癌対策に極めて有効です。 電子書籍も紙の書籍も発行しました。 免疫の全貌と基礎 :アマゾン