2020年4月22日水曜日

免疫対策の困難さ:全体性

 免疫が癌対策や様々な疾病の原因に
なることはよく知られていても、
日常生活の多くのことがかかわっていて
見極めが難しい。
免疫力を高めるためには食事・休養・運動などが必要とされているが、その関りを捉えることは極めて難しい。
例えば、PM2.5が肺がんの原因になると言われている。その場合、食事や休養や運動がそれぞれどの程度PM2.5の肺癌予防に効くかはほとんど分かっていない。
煙草が良くないのは明らかだ。けれども、煙草を止めれば肺癌にならないで済むことにはならない。世界的に喫煙者が減ってきているにもかかわらず、肺がんは増加の一途だ。おそらくPM2.5が増加してその影響と考えられている。それでは、煙草を止めて睡眠を充分取っていれば肺癌にならないで済のだろうか?良い食事も無視できないかもしれない。この場合良い食事とはどのような食事であるかも問題になる。
 要するに免疫力の全貌が見えないのだ。
乳癌や前立腺癌が激増している。おそらく環境ホルモンのためと考えられている。乳製品が特に危険だ。家畜に与える飼料にホルモン剤や抗生物質が混ぜられている。これが母乳に出てくる。肉への蓄積はほとんどないようだが、乳には食べたものの影響がまともに出る。早く乳を出さないと子供を養うことができないからだ。
その場合、乳がんに対して休養や睡眠や運動などは全く無関係なのだろうか?健康に良い食事をしていても、乳製品を取っている限り乳がんや前立腺の発症は免れないのだろうか?こうしたことが分からないのだ。

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